多様性を受け入れることこそが、成長の秘訣

1000年続いたローマ帝国

周辺国をバッタバタと倒していった強大国のナチスドイツやソ連

そのどれもが、今は存在しない。

衰退し、滅びていった。

 

 

これらに共通することは、

「排他的であった」ということだ。

 

 

1番わかりやすいのはナチスドイツ。

結局、ナチスドイツを潰したのは、

きっかけとしては敵対国との戦闘かもしれない。

けれど、本質的には、

排他的であるがゆえに生まれる"内側からの崩壊"だという。

 

 

個人で考えてみたらどうだろうか。

 

 

うん。

排他的な人は、ダメだよね。

 

 

好みがあるのは、いいことだと思う。

あのミュージシャンは好き嫌い。とか。

 

 

でも、全く聞きもしないで嫌いというのと、

聞いた上で、こういうところがあまり好きじゃない、というのでは全く違う。

 

 

むしろ、ここはいいけど、ここはよくないよね。

と言える人は、

いい部分をわかっていて、自分のものとしつつあるから、

嫌いな人からさえも、何かを得ている。

 

 

あの人が嫌い。

それは食べない。

本は読まない。

映画は見ない。

海は嫌い。

 

 

好みは色々でいいと思う。

でも、

排他的になればなるほど、

世界は狭くなるし、

脅威は増える気がする。

 

 

情報過多のノイジーな時代だけど、

知っているのと知らないの、

受け入れるのも受け入れないのの違いは、

どんどん大きくなる時代とも言えるんじゃないかな。

 

 

黒人も好きだし、中国人も好き。

タバコは吸わないけど、吸う人がいても構わない。

性に奔放な人も、潔癖な人もいる。

 

 

そんな風にして生きていけたら、

きっと、人生面白いはずだ。

 

 

と、『世界史をつくったビジネスモデル』を思い出して、考えてみた。